剣道が強くなる方法まとめ【必読】

強くなる人 剣道

 

こんにちは。

私は剣道ブロガーのKENDO KAWANOと申します。

脱サラして剣道ブロガー兼YouTuber(現在準備中)に転身しました。

詳しくはプロフィールをご覧ください。

 

 

今回は、

「剣道が強くなる方法まとめ

というテーマを取り上げていきます。

 

 

剣道具職人のいる店 剣道防具工房「源」

 

剣道が強くなる方法まとめ

 令和2年、2020年の1年間は、疫病の流行により剣道界も異様な事態となりました。

 日常生活の上でのマスク着用や手洗いの励行だけでなく、剣道の稽古においても、面マスク・フェイスシールド…以前は考えもしなかったことやモノが当たり前となっていきました。

 決して明るい1年だったと言えるわけではないのでしょうが、それでも剣道的には各々の剣道家が自分のことや剣道全体のことについて少し立ち止まって考える時間にもなったのではないでしょうか。

 今回は私自身が、ステイホーム中や稽古再開以降に改めて気が付いた「剣道が強くなるための方法」を概念的にまとめた記事を書こうと思います。

 項目は3つです。

 ・剣道との関わりを持とう

 ・目標を持とう(推奨:昇段審査)

 ・出稽古に行こう

 順に解説します。

 

剣道との関わりを持とう

 剣道が強くなるために、当たり前のことですが、「剣道を続ける」あるいは「剣道と関りを持ち続ける」ということが大前提となります。

 この項では、私が「剣道と関りを持ち続ける」ために行っていることをご紹介していきます。

 ちなみにここでいう「強くなる」とは、技術的に上達して昇段や試合での勝利を目指すことだけでなく、生涯剣道を通じて自己の内面を成長させる(いわゆる人間形成)も併せた意味での「強くなる」だと理解してください。

 さて、読者の皆さんは今年の疫病騒動によって剣道ができなかった期間はどれくらいでしたか?

 数か月、人によってはいまだに再開できていないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。他のスポーツでも同じことかもしれませんが、病気でも怪我でもなく数カ月間剣道をしない日々などというものは、通常では考えられないことですよね。

 もしかすると、残念ながらこの疫病騒動をきっかけに、剣道から身も心も離れてしまったという方がいらっしゃるかもしれません。正直に言って、私自身この期間中には「自分が剣道をやる意味は何なのだろう?」「明日から一生剣道をやらなくても別に困らないのでは?」などと考えることがありました。

 もちろん辞めてしまえば、それはそれで別の人生があるのでしょうが、私は「それではいけない」と思いました。そのためにどうすればよいのかを考えていき「毎日剣道に関わりを持ち続けよう」と思うようになりました。

 これまでの私は、稽古が休みの日に剣道に関して家庭で特別に何かをしたりはしていませんでした。もちろんたまに素振りをしたりなどはありましたが、意識して剣道と関わろうというものではありませんでした。

 しかし、稽古のできない日々の中で今までと同じ過ごし方をしていては上に書いたように心が剣道から離れていきそうな気がしていたのです。

 それから、4つのことを始めました。

 ①剣道のために筋トレ

 ②剣道のために走る

 ③剣道トレーニング

 ④SNSやブログで剣道のことを発信

 説明します。

 

 ①剣道のために筋トレ・②剣道のために走る

 この2つは間接的なものですが、いざ剣道が再開となった時に、自分の身体が言うことを聞くように、できればパワーアップしているようにと願って筋トレとランニングを始めました。

 筋トレは、胸・背中・お腹・太もも・ふくらはぎの5か所を日替わりで器具は使わずに自分の体重だけでやることを意識しました。器具を買って…などとしているとかさばるしお金もかかると思ったからです。

 ランニングは基本的に3.5キロくらいのコースを週に1・2回程度走るようにしました。ランニングの効果は意外にも筋力や肺活量だけではないところにも出てきたのが興味深かったです。(※詳しくはまた書きます)

 ③剣道トレーニング

 走ったり、筋トレするだけでは剣道の動きが補えないと思ったため、自宅や自宅道場にて素振りと空間打突を始めました。

 Twitterの投稿や以前のブログでも書いたかもしれませんが、私が推奨しているのは「小手素振り用木刀素振り」です。小手を装着して重たい木刀を振る素振りの方法が、自分の中で実戦にすごく生きていると感じています。

 空間打突については、打ち込み・追い込み・切り返しを主にやっています。これも小手を装着して竹刀をもって行います。私は自分ひとりで空間打突をするときに「奥行き」が狭くなりがちなので前進後退を幅をしっかりとることを意識してやるようにしています。

 ④SNSやブログで剣道のことを発信

 自分に対して適切な精神的負荷をかける意味でSNSとブログを発信するようにしました。基本的に自分が決めたルーティンでTwitterとこのブログから記事を発信するようにしています。

 剣道に関する発信をしていれば、自分が「剣道とつながっているのだ」と感じることもできますし、逆に偉そうに剣道のツイートをしているのに「剣道と関りを持たないわけにはいかない」と自分にハッパをかけることもできます。

 ※残念ながらブログの方は不定期となってしまい、長く休止期間があったのですが、それでも辞めずにかけているので良しとします。

 

 このようなかたちで、私は「剣道との関わり」を絶やさないようにしています。稽古が再開されてからは、トレーニングを減らしたり、ランニングを減らしたりしていますが、今でも続けてやっています。何か1つでも読者の方々の参考になれば幸いです。

 「剣道との関わり」を捨てずに、毎日「何か」を続けていれば、1日1ミリだとしても、成長する自分になれるはずです。

目標を持とう(推奨:昇段審査)

 以前に別の記事でも書きましたが、「昇段審査を目標にする」など何かしらの「目標」を立てることも大切です。

※ご覧になりたい方は下の記事をクリックしてください↓↓

 剣道は「人間形成の道」とはいうものの、まだまだ未熟な我々修行者にとっては、その「漠然とした目標」はぼやけすぎてよく見えません。

 そこで、短期的に「試合で勝つ」や「昇段する」というような目標を立てることでモチベーションをあげる(あるいは保つ)ことができます。

 また試合や審査に向けて技術の上達が必須になってくるわけなので、当然「剣道が強くなる」というわけです。

 技術的な側面を除いても、「何かの目標に向かって努力する姿勢」はそれそのものが剣道の修行とつながっているわけであって、「人間形成」という剣道本来の目的に叶うものでもあります。

 ちなみに「目標」は、特に「試合」や「審査」でなくてもいいと思っています(私は昇段審査を推奨していますが…)。例えば「ダイエット」でもかまわないでしょう。剣道を通じて「5キロダイエットする」でもいいですし、逆に「毎日晩酌をするために剣道をする」でもよいかもしれません。

 いずれにしろ、「剣道をする」こと自体が何かしらのプラスになるわけであって、「稽古」しさえすれば何かの気づきや成長があるはずです。

 というわけで、剣道が強くなるためには、「目標」をたてて自分のモチベーションをあげる努力をしましょう。

出稽古に行こう

 この項は、自粛期間中のロードワークで改めて気が付いたことを書いていきます。

 結論から言うと、剣道が強くなるためには「出稽古が必要である」ということです。そんなことは前からわかっていることですが、今回改めて考えてみたいと思います。

 私は自粛期間中に、毎回同じコースをロードワークしていました。この方法には、もちろんペース配分が安定することや自分の体調や成長をはかるという意味では良い面も多々ありましたが、ふと気が付いたことがあったのです。

 「毎日同じ道を走っていると、きつく感じないぞ」ということでした。

 おそらく、風景や距離などがすべて頭に入っているため、いわゆる「慣れ」によって同じコース同じ距離を走っていたとしても初めて走った時に比べて「きつさを感じない」という現象が起こったのだと予想します。

 そこで、「これは剣道も同じではないか?」と思いました。

 例えば、毎回30人とか40人という大人数でしかも段位の幅も広く職種や経歴もバラバラなグループで稽古をする環境があるのであればこの話は成立しないのですが、おそらくそんな環境はほとんどないですよね。

 だとすると、毎回数人とか10人程という人数の中で、あるいは同じ職種の中だけで稽古をしていると、例えレベルが高かろうが低かろうが、多少なりとも「慣れ」が出てきてしまうのではないでしょうか。

 かくいう私も、ホームグラウンドの稽古会では10名そこそこの稽古会の中で八段の先生が最高で4名元立ちに立ってくださるという素晴らしい環境をいただいていますが、それでも正直なところ毎回初めて先生方にかかっていったときの気持ちで立ち向かっていくことができているかどうかは怪しいです。いつの間にか偉大な先生方にかかることに「慣れ」ている自分がいるような気がしないでもありません。(言い訳ではないのですが、毎回99%以上は出し切っています笑)

 そしてやはり、自分のホーム以外の稽古会に参加をすると、初めて稽古を頂戴する先生とも出会えますし、久しぶりに手合わせ願える先生とも出会えます。やはり新鮮な気持ちで稽古ができるし、何より自分が普段打たれない場面で打たれたり、あまり覚えのない攻め口を使われたりという現象が起こってきます

 そのようなことを味わうことによって、新たな自分の反省点や改善点が見つかり、それがまた成長へとつながることになると思うのです。

 従って、剣道が強くなるためには「出稽古が必要」だということが改めて自分の中で認識できました。

 わかってはいたことだけど、改めて自分の中で考えを整理することができて、その大切さに気付けたという意味では、自粛期間の間も無駄ではなかったと思えた出来事でした。

まとめ

 今回は、

 「剣道が強くなる方法まとめ

 について解説しました。 

 ポイントは、剣道との関わりを持とう」、「目標を持とう(推奨:昇段審査)」、「出稽古に行こうとなります 

 やはり1番は「剣道と関りをもつ」ということだと思います。私は10代後半から20代前半の頃までは「全日本選手権に出場」という野望を秘かに蓄えていました(その割にはその頃必要な努力をしませんでしたし、実力もありませんでした)。しかし未だにそれは叶っていません。

 その目標は剣道人生の中でただの試合の勝ち負けに過ぎないのですが、自分の理想と現実が違い過ぎて、腐りかけたこともありました。

 でも今は、剣道に関わって、自分の足元を見て、少しずつ成長していければ、試合の勝ち負けとは別の、自分が理想とする剣道へいつかたどり着けるのではないかと思ったりもしています。

 それは80歳かもしれないし、120歳かもしれません。でも年齢は私にとってはどうでもよいことですし、むしろ一生自分の理想にたどり着けなくても構いません。それに向かって少しずつ強くなっていく自分に出会えれば、それでよいのではないかと思います。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。次回もお楽しみに。 

 それでは。 

 

 

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