剣道小ネタ【坊主頭・剣道用語・昇段審査最短合格】

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こんにちは。

私は剣道ブロガーのKENDO KAWANOと申します。

脱サラして剣道ブロガー兼Youtuber(現在準備中)に転身しました。

詳しくはプロフィールをご覧ください。

 

 

今回は、「剣道小ネタ【坊主頭・剣道用語・昇段審査最短合格】

について、取り上げていきます。

3つの話題を手短に説明していきます。

 

 

 

剣道部の坊主頭について

 ズバリ、剣道部は何故坊主頭が多いのか?

     ②これからもずっと坊主頭なのか?に答えます。

  答えは3つあります。

 一つ目は、見た目です。単純に日本人の従来の価値観の中で坊主頭は好感を持たれてきたという歴史があるからです。

 二つ目は、競技上の利便性です。剣道をするときにどうしても手拭いから髪の毛がはみ出る場合があります。そうすると視界が悪くなりますし、なんだか気持ち悪くなってきます。また、試合中にそのよう状況になれば集中して試合に取り組むことができなくなります。その点、坊主頭ではそういった心配もなく競技に集中することができます。

 三つめは、やる気の証明です。学生剣道は基本的に団体競技です。個人よりもチームを重んじる傾向が強く、個人戦よりも団体戦に重きを置きます。従って、チームの結束を何らかの形で示すことが、チームの士気を向上させるために役立つ場合があります。それにうってつけの方法が坊主頭にすることです。中高生であれば、髪の毛を伸ばしたり整髪料をつけたりしてオシャレをしたい年頃ですが、そういう誘惑を振り切って坊主頭にすることで、チームへの(あるいは剣道への)忠誠を誓うのです。つまり、坊主にする=やる気があるという図式によって半ば坊主頭が強制されるのです。

  答えは、いずれ無くなる。(と思います)

 私は坊主頭否定派ではありません。しかし、今後坊主頭が存続していくかどうかと聞かれると、答えはノーだと思います。

 理由は、現在の価値観に坊主頭が合わなくなってきているからです。昔は坊主頭=爽やか・清潔・好青年という考えが一般的でしたが、最近では坊主頭=悪いことをした人?と言われるケースも出てきました。剣道に限った話ではありませんが、時代の価値観に合わせて世間がおかしいと判断するものは段々と衰退していく運命にあると思うのです。

 九州地方や関西地方は特に坊主頭の学校が多い印象があります。中四国や関東の学校はいわゆる強豪校と言われる学校も坊主頭ではない学校がよく見られるという印象です。しかし、いずれにしても高校の玉竜旗大会などを見てみても剣道部の中の坊主率は高いのが現在の状況です。10年後、20年後は果たしてどうなっているのでしょうか。

 

剣道用語を間違えて使っていませんか?   

 剣道界には、俗語がはびこっています。今回はそんな俗語を一網打尽にしていきます。

 みなさんは、このような剣道用語を使っていませんか???

 「面タオル」

 「タスキ」

 「垂ネーム」

 「コート」

 「コート主任」

 「稽古着」

 「防具」

 👆これらの剣道用語は、すべて正式名称ではありません。

  正しくは、

 「面タオル」「手拭い」

 「タスキ」「目印」

 「垂ネーム」「名札」

 「コート」「試合場」

 「コート主任」「審判主任」

 「稽古着」「剣道着」

 「防具」「剣道具」

 生徒に指導するときに、「目印」や「名札」の名称を使うと「???」というリアクションをする生徒が多いのが現状です。全ての用語に言えることは、「意味も分かるし間違えではない」のですが、「全剣連の正式名称ではない」ということです。

 正しい用語を使って、ワンランク上の剣士になりましょう。

昇段審査に最短で合格する人のマインド  

 ポイントは3つあります。

 一つ目は、(剣道的に)良い意味で自己中であるということです。

 例えば、家族の反対を押し切って警察署の朝稽古に行く。とか、家族の反対を押し切って、夕方に出稽古に行く。とか、要するに自分の剣道の腕を磨くために他人を犠牲にできる人という意味で、自己中になれる人かどうかがポイントです。

 二つ目は、フットワークが軽いということです。

 自己中であることと関連しますが、稽古を求めて遠出したり、高段者の先生方と稽古できる機会があれば急なタイミングでも参加したりといったフットワークの軽さもポイントになります。最短で昇段するような人は平日でも平気で夕方から車で数時間かけて出稽古にいったりすることもあります。

 三つ目は、いろいろ犠牲にできるということです。

 自己中・フット―ワークとほぼほぼ同じ意味になってしまいますが、先ほど述べた「家族」だけでなく、「友人」、「同僚」、「上司」、「趣味」、その他いろいろな「モノ」を犠牲にして昇段審査にかけることができるかどうかというところがポイントになってきます。

 上の三つは、極論ですので、くれぐれもやりすぎには注意です。家庭が壊れてしまったり会社の業務に支障が出たりすると元も子もありません。しかし、私が知っている最短で昇段する人のマインドは確かにこのようなものであると言わざるを得ません。皆さんの参考になるかどうかわかりませんが、最短で六・七・八段への昇段を目指す方は参考にどうぞ。

 ちなみに、学生時代から全国的に活躍して、警察や教員・実業団でバリバリやられている方はこの限りではありませんので、あしからず。

 

まとめ

 今回は、

 「剣道小ネタ【坊主頭・剣道用語・昇段審査最短合格】

 について解説しました。 

 ポイントは、①剣道部にはなぜ坊主頭が多いのか?これからも坊主頭が存続するのか?、②剣道界にはびこる俗語を正しい用語に、③昇段審査に最短で合格する人のマインド、の3つです。 

 剣道経験者にとっては、当たり前のことや考え方が一般的には非常識であることもあります。また、剣道界で当たり前に使われている言葉が、実は誤った言葉だったなんて言うこともあると思います。今回はそんな残念なことが少しでも減っていけばいいと思い、小ネタ集という形で記事を書いてみました。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。次回もお楽しみに。 

 それでは。 

 

 

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